第27話

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美鈴が脱衣場に来ると、まありは倒れていた。 美鈴「まあり!?」 まありの体は全身擦った痕があり、赤くなっていた。 渋谷「どうした?」 美鈴の声に渋谷もやって来た。 美鈴は近くに置いてあったバスタオルをまありに被せた。 美鈴「まありが倒れてて……」 渋谷「…逆上せたみたいだな。とにかく、ベッドに移そう。」 ヒョイとまありの体を持ち上げた。 まありを部屋のベッドに寝かせ、渋谷はタオルを濡らしに行く。 その間に美鈴はまありに服を着せた。 コンコン 美鈴がまありに服を着せ終わる頃、渋谷がノックした。 美鈴「入っていいよ」 渋谷が冷えたタオルを持ってきた。 まありのおでこにそっと置いた。 美鈴「……さっき、まありの側にいるって決めたばっかりなのに…。倒れてるまあり見て何もできなかった…」
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