第28話

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「ありがとうございました~」 結局、美鈴にお金を出してもらった。 まあり「美鈴、いいの?」 美鈴「しつこい!いいの!それに使い捨てだから安いんだよ☆」 いいっていうから甘えておこう…。 美鈴「……それに…まありが私をかばってくれたから…恩返しがしたいし!それと、また学校に行ってくれるまありにプレゼント☆」 まあり「美鈴……」 美鈴も私と同じくらい傷ついたんだ…。 ありがとう…。 でも、いつか返すから☆ 学校に着くと三時間目が始まっていた。 美鈴が担任の先生に説明してくれて、何とかお叱りは受けなかった。 教室に入り、まありは急に緊張してきた。 いつもと違うまありをクラスメート達が見てくるからだ。 それに……。 この敷地内に景がいると思うと余計に緊張する。 どういう顔で逢えばいいの? .
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