第28話

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昼休み まありはトイレの前の、廊下の窓から外を眺めていた。美鈴を待ちながら。 結局、景には逢っていない。逢いにもこない。 逢いたい… 逢ったら反対に拒絶される…? 怖い… でも逢いたい… まありは溜め息を吐いた。 美鈴「まあり~!」 美鈴がトイレから出てきた。 まありが振り返り、美鈴の側に行こうとした瞬間。 まありと美鈴の間に強い風が流れた。 と同時にまありは手を引っ張られた。 美鈴は何が何だか一瞬わからず、その後ろ姿を見つめていた。 美鈴「Σまありが平沢に拉致されたι」 .
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