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昼休み
まありはトイレの前の、廊下の窓から外を眺めていた。美鈴を待ちながら。
結局、景には逢っていない。逢いにもこない。
逢いたい…
逢ったら反対に拒絶される…?
怖い…
でも逢いたい…
まありは溜め息を吐いた。
美鈴「まあり~!」
美鈴がトイレから出てきた。
まありが振り返り、美鈴の側に行こうとした瞬間。
まありと美鈴の間に強い風が流れた。
と同時にまありは手を引っ張られた。
美鈴は何が何だか一瞬わからず、その後ろ姿を見つめていた。
美鈴「Σまありが平沢に拉致されたι」
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