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何が何だかまありもわからない状態。
いつの間にか手を引っ張られ、走ってる。
わかるのは……
いつも近くで見てきた背中が目の前にあるという事……。
手を引っ張られ、連れて来られたのは通い慣れている図書室。
二人は息を切らし、しばらく整えるのに必死だ。
目が合い、何だか可笑しくなり二人は笑った。
景「……はぁ…はぁ…。まあり…、ごめんな…。ほんとにごめん…」
景がまありを抱き締めた。
まあり「汚いよ…?私……」
景「汚くない……!俺だって、いろんな女を抱いてきたんだ…。俺の方が汚いよ…」
まあり「景くん……」
景「俺、今まで女とゲーム感覚で付き合ってた。ひどい事した。でも、まありとは本気なんだ。力になるって言って、結局はまありを傷つけてしまった。」
景の言葉にまありは涙が溢れてきた。
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