第1章

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刹那「ちょっと…ねえっ!!」 駿哉「ん゙…」 あたしは弱い奴をほっといて 同じ高校の奴を河原に運び そこで起こそうとしてる けど 刹那「だあっ!!んでこいつ等起きねんだよ…」 何回呼んでも起きる気配なし 刹那「…ほっとこ」 もう面倒くせえし…うん 刹那「起きなかったのがいけねえんだから…な?」 自分に言い聞かせてその場を離れようとした その瞬間 「ちょっと待て」 後ろから聞こえる声 刹那「…起きてたのかよ」 「いや、今起きた」 いてて…と頭を押さえながら ゆっくりと立ち上がったのは 刹那「たしか、后堂蘭」 蘭「うん…ビンゴ」 刹那「何で、あんな事になってたんだよ…。」 あたしは振り向いて聞く 蘭「…絡まれた」 刹那「は?」 蘭「ゲーセン行ってそん時駿哉があいつ等と肩ぶつかった」 それだけで、あんな事に? 刹那「最近のは…ったく」 まったく駄目だな 蘭「今度は俺が質問…」 刹那「おっ…なに?」 蘭「何であんなに強いんだよ」 刹那「……………っあ」 やっべ、まぢやっべ!!! あたし何やってん こいつ等の前であんな… 刹那「いや…あっあれだよ」 蘭「あれって何だよ…。」 ゔ…こいつ、強い 刹那「あっあたし…お腹痛いから帰るねっばいばい」 蘭「…っおい!!」 後ろで叫ぶ奴をおいて 全速力で家に走っていった
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