1人が本棚に入れています
本棚に追加
担任の話しが終わってやっと帰れる
お父さんとお母さんは待っててくれてるハズなんだけど
何処かなぁ?
うわぁ~
あの群れはなんだろぅ?
私は群れを避けて歩いていたんだけど
「待って!」
えっ…?
私?
「こぃつと付き合ってるから」
はぃ…?
女の人達が騒いでいる
私には何が起きているのかサッパリわからなぃんですけど!
「助かったぁ…」
男の人が座り込んだ
この人は誰?
「1年生?」
「はぃ…」
「鏑木愁!宜しくな」
手を差し出して来た
「握手だよ」
「握手…?」
私はとりあえず握手をしとぃたの
その人はそのまま私の前からいなくなった
今のはなんだったんだろぅ?
「朱雀!」
「お母さん…」
その日はお父さんとお母さんと私でステーキを食べに行ったの
もちろん着替えてからだよ
制服着てはお店に入れないもんね
お腹いっぱぃだよぉ
少し食べ過ぎた…
私はまだ知らなかったの
これから起こる地獄に気付きもしなかった…
「お風呂入りなさい」
「はぁ~い」
私は湯船に浸りながらさっきのことを思い出していた
あの人…
鏑木愁って言ったっけ?
宜しくって言ったよね?
何が宜しくなんだろぅ?
う~~ん…
最初のコメントを投稿しよう!