序章

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「防空隊!何をしている!迎撃しろ!」 ハイドリヒは指揮を繰る。 「しかし大佐!非戦闘員の避難がまだ…」 連合軍兵士は躊躇う。 「貴様!!我が隊の恥をさらす気か!構わぬ!迫撃砲撃て!!新型ゾルダはB型装備で出撃しろ!」 「た、大佐!!正気なんですか!B型装備は航宙戦闘タイプのレーザーガン装備なんですよ!コロニー内でレーザー兵器の使用は危険です!!おやめ下さい!」 パン! 銃声が響く 「た…大佐…」 胸を押さえ地面に倒れる連合軍兵士。 連合兵士に銃を発砲したのはハイドリヒであった。 「フッフッ…聞け!私の指揮は絶対である!逆らう者は不穏分子として私が処刑する!」 「………」 驚きの表情を隠せない連合軍兵士達。 非戦闘員の避難もままなる状況の中、テロリストに対し武力行使に出る。
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