冗談だろ

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なにげない朝の風景、駅のホームにはとても仲のいいカップルがたっていた オレの名前は祥太。こういっちゃなんだがぶっちゃけオレの人生は順風満帆だ。 スポーツはなんでもできるし大学だって一流の大学に通っている。そしてなにより エリカがいる。 エリカとは高校で出会ったんだがもう付き合って3年になる お互いに知らないことはなにもない 今日も一緒に通学してる だが電車がくる直前、 ドン 背中を押されホームの下に落とされる祥太 その目に写るは 「な…おき?」 ドシャーン 遠ざかる意識 ピッポ ピッポ ピッポ ピッ ピッ ピッ ピッ 看護士「やりました。ご主人蘇生しました」 「あ、あなた」 泣き付いてくるオバサン 誰だこの人は? 「あの、あなたは誰ですか?」 「せ、先生!?」 医者「おそろくショックによる一時的な記憶喪失でしょう。じきに戻りますよ」 わけがわからない だが鏡をみた途端 絶望した だれだこのおっさんは?これがおれなのか? 「あ、あの……どうしておれは病院にいるのでしょう?」 「いやですよ。おれだなんて。 あなたは自動車事故であといっぽで死んじゃうところだったのよ」 いや、おれは電車にぶつかったハズ これは一体、どうなってるんだ
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