第一話

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校門から校舎までの道則を桜が少しづつ色づき始め並木道を作っている 季節は三月 そんな光景を二年二組の窓から吉野美月が授業の合間に眺めている 『来年の今頃はもう見れないのかぁ』 なんて思いながら 一日の授業も終わり 教室から騒がしい声があちらこちらに聞こえてくる 美月も部活への準備をしている ジャージとバスケットシューズを持って体育館に急いだ
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