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「おい、待てよ。お前と話が…」
タイチの前には何もなくなっていた。
そしてまた背後から
ドッドッドッドッド…っと地響きが鳴るかのように、何かがタイチに迫ってきた。
さっきの輝きで居場所がバレたのだろう…と思いながらもタイチは逃げようとしたが、すでに周りは男達だらけになっていた。
タイチは、襲い掛かってくる男達を拾った剣でどんどん斬りつけた。
そして気がつけば、残り一人になっていた。
その男は2メートルぐらいの大男で大きなハンマーを持っていた。
装備している防具もさっきまでの奴らとは、比べ物にならないぐらい良いものだった。
いはゆるこいつはボスだとかってに決めつけたタイチはそいつに襲いかかる。
大男の大振りのハンマーはタイチにとっては避けやすいものだった。
そしてタイチは何度も何度も大男のスキを見ては斬りつけた。
やっと大男の防具が破壊され、タイチがトドメの一撃を大男にいれた。
すると大男は消え去り、消えたはずの場所に小さな鍵が落ちていた。
タイチはそれを拾いあげるとその鍵には、<破壊の鍵>
と書いてあった。
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