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「お前は思ってたより強いんだな…」
と誰もいないはずなのにまた謎の声がした。
タイチは
「またお前か。いい加減出てこい。」
と言った。
謎の声は
「まだ会えはしないが、いずれ会えるだろう…その前に黒田を追うのだろう。その鍵をその場でいいからひねってみろ」
タイチは
「なぜ出てこれん。お前は俺の中にいるなら出てこい。」
といった。
謎の声は
「速く黒田を追え。お前は黒田にようがあったんだろう。鍵をひねればよい。それではまた会おう。」
と言って、それから謎の声は聞こえなくなった。
とにかくタイチは言われた通りに鍵をないドアの鍵穴にさすようにしてひねると、ないはずのドアが現れ、輝き出した。
そして以前にもあったように光に吸い込まれていった。
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