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タイチは、魔導師の事も気になり
「とにかく、俺は怪物を倒す。だから居場所を教えてくれ。」
それを聞いたカンナは
「わかった。お兄ちゃんがそこまで言ってくれなら教えてあげる。」
といって、
「じゃあ、ついてきて」
と言ってカンナは歩き初め、タイチもカンナについて行く事にした。
カンナはどんどん山奥に進んでく。そして見えてきたのが洞窟だった。
洞窟の前でカンナが
「ここなんだよ。この中に怪物がいるらしいよ。まだ村が直ってないから寝てるらしいよ。」
といった。タイチは
「そっかじゃあ今がチャンスなんだ。カンナここまで連れてきてくれてありがとう。カンナはここまでだ。この先は、俺だけでいく。」
というとカンナが
「わかった…でもお兄ちゃんがいくら強いか知らないけど、そんな剣じゃあ勝てないよ」
と言われ腰を見ると拾った錆びれた剣がついていた。(確かにこれでは斬れもしないな)と思っていたら、カンナが
「これあげる」
といって、差し出したのはピカピカに光を放つ刃の剣を渡された。
カンナが
「これは真光剣と言う剣らしくて、どんな硬いものでも斬れるんだって。お父さんのだったんだけど私じゃあ使えないからこれ使って。」
言われた。
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