破壊の鍵

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「テロ組織の奴らは俺らの服と自分等の服を取り替えそして人質を解放するかのように見せかけ逃走した。そして爆弾を仕掛けられたままの学校では、リモコン式で爆弾を爆発させることができるので逃げれもしなかったのだった。 そして俺の親父とお袋と姉ちゃんは、友達の親とテロ組織がきていた服を着て、奴らに言われた通りに逃走するふりをした。そして警察に拳銃で射たれた。 そして警察は俺らを助けるために突入してきた。 そしてドカーンッと爆発音聞こえて周りのみんなが吹っ飛んでいった。 しかしその時、俺だけ吹っ飛ばされなかった。と言うより全ての爆風を無意識のうちに避けていたんだ。 結果、あの事件で、死ななかったのは、俺だけ。 そしてニュースに奇跡の少年と報道された。 家族を亡くした俺は、遠い親戚の家に住むことになった。 しかしそれも長く続かなかった。 その家に住み、1ヶ月がたったある日、家の中で皆でくつろいでいると雷の音が響き渡り、家に落ちてくると感じた俺は、家を飛び出した。 叔母が外は危ないからといった言葉も無視して、飛び出した。 雷が止み家に戻ると家は焼け焦げ、みんな死んでいた。」
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