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タイチはドラゴンの爪をおさえながらカンナの事を思い出し
「なんでだ。なんでお前はそんな事したんだ。」
と聞いた。すると黒田は
「俺だけが不幸な目に合うなんて不公平だろうが。だから俺と同じ目に合わせたんだ。何がいけないんだ。神が俺を不幸にさせるなら俺がしても良いだろう。俺には特別な力がある。」
と言った。
タイチは(なにがいいんだ。人を不幸にさせるなんて良いわけがない。)と思った。そしてタイチは
「そんなの良いわけがない。お前が未来を変えるなんていけないんだ。」
と言った。それを聞いて黒田は
「やっぱりお前には俺の事が解る分けないよな」
といって、ドラゴンを操りタイチに向けて、火の玉をはかせた。
タイチはおさえていた爪を払い除けて、火の玉をかきけした。
黒田もドラゴンの爪で攻撃。
タイチはそれを避け、両爪を真光剣で切り落とした。
ドラゴンは、ゴォーと痛みで吠えた。
黒田は構わず、豪火球を放たせた。
タイチは分かっていたが勢いが強すぎて、もろに喰らった。
ドラゴンは連続で倒れたタイチに火の玉を打つ。
ギリギリのところでタイチは避けた。
そしてもう一度立ち上がる。
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