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ようこそいらっしゃいました
私のお話
聞きに来てくださった方ですね?
どうぞおかけ下さい
お茶でもしながら
私の昔話…聞いてくださいまし
プロローグ
私は極普通の家庭で育った
極普通の中学二年生
しかしある日
ある事件が切っ掛けで
私は身寄りのない子…
つまり孤児になってしまった…
その日
私は部活の課題を仕上げるため
遅くまで残っていました
学校を出る頃には
辺りは暗くなりかかっていたので
足早に家へ
家に帰り
扉を開けようとしたのですが
鍵がかかっていて開きませんでした
「皆留守かな?」
そう思い
いつも鍵を置いてある場所を探すと
案の定鍵が
私は鍵を開け
家のなかに入ったのです
家の中は妙に静かで
少し怖かったのを覚えていますわ
私はご飯の用意を済ませ
皆の帰りを待つことにしました
しかし
一行に帰ってくる気配がありません
私は心配になり
父 母 妹の電話に連絡を入れてみました
「出ないなぁ…」
一人呟き
皆を探すため外に出たのです
皆は決まった道を通るので
その道を隈無く探しました
しかし
父 母どころか
妹すら見つからなかったのです… 私は警察に捜索願いを出し
家に戻りました
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