イケメンコンテスト当日

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嵐真『亜澄…なんでお前…うわっ』 いきなり笑顔が消え、その瞬間飛び上がり、蹴りをしてきた亜澄をぎりぎりのラインでかわした嵐真。 嵐真『本気なんだな?それなら…』 真っ赤な髪をかき上げた瞬間、嵐真は凄い早さで回し蹴りをした…が、亜澄もかわす。 亜澄『今日の嵐真強くて好き!』 嵐真『ありがと。』 穏便にも聞こえる会話だが、俊敏な動きをする二人を会場は息を飲み、見ていた。 陸『眞真とは大違いだな。嵐真は強い。』 眞真『煩いぞ。…しかし、亜澄ちゃんは潤子そっくりだな。』 陸『潤子そっくりな亜澄と嵐真が結婚したら…大変だな(笑)』 親達は暢気に話しているが、勝負は決まっていた。 亜澄の仕掛けた跳び蹴りを嵐真はかわし、着地した亜澄に回し蹴りを、寸止めし、勝負がついた。
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