イケメンコンテスト当日

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ジリジリ迫っていく慎の威圧感に、そこにいた三人の男達は恐怖を感じ、ご信用に持っていた木刀を慎に振り上げた。 カメラ隊『危ない!!』 慎『はっ!!!』 振り下ろした木刀をかわした後、鳩尾に拳を入れた。 _バタッ_ 次々と倒れていく男達を、汚い物を見るような目で見る慎は、一人の男の前にしゃがみ込んだ。 慎『希龍は何処だ?』 男『と…図書館…だ…』 慎『本当に図書館か?』 男『ほ…本当だ。』 慎は男達をひとまとめに縛ると、図書館に急いだ。 図書館のドアは少し開いていた。 それを勢いよく開けると五人の男達に囲まれたレミを発見した。 慎『テメェらぁぁ!』 レミの元にたどり着くまでに、男達を倒し、残ったのは一人の男だけだった。
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