イケメンコンテスト当日

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司会『学園の王子は片平慎!君だぁぁぁ! 姫の救出は見せてもらったぁぁ! この場にいた全員が君を支持したんだ! さぁ、舞台にきたまえぇぇ!!』 慎は何が何だかわからずにレミを抱いたまま舞台に上がると嵐真や右京が話し掛けてきた。 嵐真『慎の勇士を中継で見ていたんだ。それを見て全員…俺らも慎を支持したってわけ。』 右京『姫を助ける王子様は慎しかいないしな!(笑)』 司会者は慎に王冠とペアチケットを贈呈した。 会場が沸き上がる中、目を覚ましたレミは状況をつかめず、ただ慎にしがみついていた。 レミ『片平く…ん?』 慎『起きた?何もされてない?』 レミ『うん。ありがとう。』 司会『それでは王者、片平慎より言葉を頂こう!』 司会者の言葉も聞かずに慎はレミと話していた。 マイクを向けられた事も知らずに。
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