南の島へ

7/21
前へ
/150ページ
次へ
二人はロビーでチェックインをしていた…が、重大な事を忘れていた。 レミ『部屋が一つでダブルベッド??』 慎『…マジかよ…』 受け付け『さようでございます。』 レミ『シングルで部屋を二つ取る事って出来ないですか?』 受け付け『予約でいっぱいでございまして…。』 一気に青ざめたレミの肩をポンと叩き、『ベッドはあんたが使え。俺はソファーに寝るし。』と告げた。 受け付け『とりあえずお部屋に案内してもよろしいでしょうか?』 慎『お願いします。ほら、行くぞ。』 そんな二人のやり取りを見ていた奴らがいた。 潤子『高校生で男女が同じ部屋に寝るなんてぇ~!』 結局ついてきた赤頭一家だった。
/150ページ

最初のコメントを投稿しよう!

722人が本棚に入れています
本棚に追加