南の島へ

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レミ『片平くん?!』 慎『…喋るなよ…』 抱きしめる力を更に強めた慎を振り返りざまに顔が急接近する。 二人は何も言わず段々と顔を近づけ、唇を重ねる… と、思った瞬間… _ピンポーン!ドンッドンッドンッドンッドンッドンッ_ レミ『誰か来た!』 慎『放っておけよ…』 _ドンッドンッドンッドンッドンッドンッ『片平さぁぁぁぁん!』_ 慎はあまりにもうるさかったため、近づけていた唇を一度遠ざけ、入口のドアを開けた。 慎『なんなん…だ………って…………!はぁぁ?なんで皆いるんだよ[★]』 赤頭一家が廊下に勢揃いしていた。
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