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慎『周りの奴らは馬鹿ばかりだし、スポーツも弱い奴らばかりだし、教師は馬鹿な奴らばかり… それでいて、権力だけを振りかざす教師が多いんだ。 ぶっちゃけ、かなりつまらねぇ。』 慎は準備を終え、真っ直ぐ立って潤子を見た。 陸の容姿もかなりな美形だったが、慎の方が上回る。 学ランをだらし無く着ても長身がカバーしているせいもあるのか、キマッている。 慎『父さんは母さんの教え子だったから学校が楽しかったんだな。』 ボソッと潤子には聞こえないくらいの声で言った慎は、自室を出て居間に向かった。
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