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それでもまだ、ふて腐れている慎に、レミは耳元で『はやくしよ?』と声をかけると、慎は真っ赤になり、いきなり立ち上がると無言で球を並べ始めた。
そんな慎を右京がニヤニヤしながら見ていた。
右京『俺が一肌脱いでやったおかげだぜ?早く自分の気持ちに気付けよ!バーカ!』
独り言を言うと、大翔とゲームを始めた。
球を並べた慎はレミに『あんたからやれば?』と無表情で言った。
レミ『クスッ…手加減しないでね?私もしないから。』
慎『…』
レミの球を打つ格好は凄くキマっていて、ポッチャリでカワイイ系のレミからは想像がつかない。
_パンッパンッパンッ…_
まとまっていた球が一斉に散らばり一気に三つも入った。
それを見ていたのが右京だった。
右京『すげ…慎やべぇじゃん。』
レミはミスをして慎の番になった。
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