変わり始めた日々

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慎は一気に四つの球を入れた。 それを見ていた右京。 右京『うわっ、あいつ…本気出してんよ…』 レミ『やるわね!』 慎『…別に…あんたもやるな。』 レミ『うん!好きだから。』 ‘好きだから’が妙に頭の中に残り、自分でも顔が赤くなるのがわかる。 慎『ほら、あんたの番。』 レミ『負けないわよ~!』 _パンッ_ レミは一つ入れて慎の番となった。 レミ『片平君、これで決まるわね!頑張って!』 …軽くプレッシャーなんですけど…… _パンッ_ …スパンッッ 見事に最後の球をホールに入れた。 レミ『負けちゃった…ニコッ 片平君、上手だけど練習してるの?』 慎『好きだから…』 レミ『やっぱ、好きな事やると本気出るよね!』
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