王子様?片平様?

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翌日… 右京『オハァァ!お~慎、今日も早いじゃん!』 通学路を怠そうに歩いていた慎に後ろから走ってきた右京は肩を組んで来た。 慎『はよ。』 右京『見てみて!希龍からメール来た!』 慎『ふ~ん。』 素っ気なく返答する慎に右京はメールを見せた。 [加々美君、またビリヤードやりましょうね!] 慎『……』 やべっ…またひねくれてるし… 感情表現の下手な奴… 右京と慎は校門の所まで行った。 すると、何やら誰かが揉めている様な声が聞こえた。 慎と右京は顔を見合わせ、小走りで声のする方向へ行った。 『テメェ!教師面してんじゃねぇよ!』 『ダメな物はダメよ!未成年が煙草を吸いながら学校に登校するなんて!』 慎と右京が現場まで行き、声の主を確認した。 慎・右京『!?』
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