王子様?片平様?

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それから一週間が経ったある日の放課後。 右京『紹介するわ!こいつが彼女の高岡真未【タカオカマミ】』 右京と真未は慎の前に現れ真未を紹介した。 黒い腰まであるサラサラの髪にクリッとまん丸い瞳をしていて小動物みたいに可愛い子だった。 真未『片平君、はじめまして!よろしくね!』 潤んだ瞳で慎を見上げた真未。 慎『あぁ。』 それだけ言って慎は自宅に向かった。 残された二人は… 右京『慎…あ、真未、ごめんな?あんな態度とるなんて思わなくて…会いたがっていたのにすまない。』 真未『いいの!きっとシャイなだけよ!』 この真未の笑顔には裏がある。それを察知したのは… 慎だけだった。
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