王子様?片平様?

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翌日… 気が重く、二時間目から授業に出た。 いわゆる遅刻。 教室に入るとレミが授業をしている。 レミ『片平君!遅刻じゃない! 放課後、書いてもらう紙があるから生徒指導室に来なさい!』 慎『…』 慎は席につくなり顔を伏せた。 慎『眠い……』 その声はしっかりとレミに届いていた。 レミ『片平君!!放課後、お説教も追加ね!』 クラス全員がクスクス笑っている。 慎『ZZzz…』 慎は……寝た。 気付いた時には昼休みに入っていた。 右京は、彼女と会うと言い、慎一人の昼食となる。 そこに一人の男子が慎を尋ねてきた。 『慎さん?』 慎は顔を上げ、声のする方をみた。 慎『大翔…』
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