慎VS右京

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『…ニヤリ』 その人物は二人の会話を聞いていた。 慎は教室に戻り騒がしい女子達の中をかい潜り、自分の席に向かった。 そうして迎えた放課後… _ガチャッ_ 慎は生徒指導室に来た。 レミ『やっと来たわね!』 慎『…』 レミ『じゃぁ、反省文書いてもらうから!』 慎『は?他の授業は書かないんだけど…』 レミ『いいから書く!』 慎『…チッ…』 舌打ちをした慎の前にレミは仁王立ちをした。 レミ『私は他の先生とは違うのよ? 赤頭七代目組長さん?』 その言葉に慎の動きは止まった。 慎『!?』 学校でも友達にも家庭の事情を知る者はいないのにどうして……
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