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要『なんでだよ!!俺が目立つ事したらあんたが俺を見てくれると思ったんだよ!
学校で、わざと煙草を吸ったのも、あんたに絡んだのも、あんたの担当しているシマ荒らしたのも…全部あんたに気に止めてほしくてやったんだ!
なのに…なのに、どうして俺を見てくれねぇんだ!!あんたが赴任した時から一目惚れして好きだった。だから、あんたの事を色々調べたんだ!…なんで片平なんだよ!』
肩で呼吸をする要の精一杯の訴えに全員が固まった。
皆『………汗』
それを解いたのが要の父親の礼だった。
礼『お…お前、そんな理由で赤頭を潰そうなんて言ったのか?
ヤクを流そうとまで言ったのか?汗』
床を見ていた要が礼に顔を向ける。
要『そうだよ!』
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