慎VS右京

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部屋の中は要の『ハァハァ』と呼吸する音だけが妙に響いた。 慎『…ハァ』 陸『…プッ…ハハハハハハハハハハ(笑)』 吹き出してしまった陸を睨み付ける要。 陸『黒田、お前は捻くれ者だが、息子は正直でイイ! ヤクを流した事は許せねぇが、この純粋な心を持っている息子に免じて大目にみてやる!』 礼『……ハァ…いつもこうなるんだな。 片平陸には勝てないらしいな。 プッ…ハハハハハハハハハハハハハハハ! もう、どうにでもなれ!だな。 希龍先生、こんな息子ですが、よろしくお願いします。』 レミ『…? わかりました!不良を止めたら候補として考えておきます(笑)』 要『レミ~』 要はレミに抱き着いた。 レミ『ヨシヨシ(笑)』 慎『……ムカッ』 和やかな雰囲気に包まれてはいたものの、慎にはまだ解決してない事があった。
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