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慎『右京が狙いって?』
レミ『…ここじゃ話せないから、帰りに赤頭に行くわね。』
慎『あぁ…』
レミは屋上を去って行った。
キーンコーンカーンコーン
慎は右京の隣の席に行きずらく、授業をサボる事にした。
冷たいコンクリートに横たわり、五月晴れの空を眺めていた。
はぁ……やっぱ、恋って人を変えるんだな…。
すると、授業中にも関わらず、屋上の扉が開いた。
_ギーガチャッ_
『片平慎!』
その声に扉の方を向いた。
慎『…要か……』
そう言って、また空を眺め始めた。
要『無視すんな!』
慎『……』
少し長めの銀髪を風に靡かせながら慎の隣に座った。
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