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眞真『…そう。八神仁は八神一輝の弟だ。』
下を向いた潤子の肩を陸が抱き寄せる。
眞真『…しかも、八神一輝も生きている事がわかったんだ。
あの爆発事件の後、瓦礫の下になり、瀕死の状態の八神一輝を、弟の仁が助けていたんだ。
しかし…今の八神一輝には過去の記憶がなく…何事もなかったかの様に妻子を持ち、暮らしているらしい。
潤子…これは潤子にとってもキツイ仕事になるかもな…。』
‘一輝は生きている’という言葉に潤子は驚きを隠せない。
この名前を知る物は潤子や陸世代だけで、到底慎やレミ、要は知っているはずがないと思っていた…が、三人とも何故か知っていた。
様々な組の中で生きる三人は一輝が起こした事件を組の者から聞いていたからだ。
慎『知っているぜ?』
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