生まれた日

3/20
前へ
/81ページ
次へ
「選ばせてやる。」 少女、レイ=ルナティアは命の危機に晒されていた。 「『生』か『死』か、2つに1つだ。」 低く、夜を這うように冷たい声にレイの体が震えた。 首筋に当てられたナイフの冷たさは、その声に酷似している。
/81ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加