生まれた日

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「はなしてっ!!」 レイは悲鳴にも似た声を上げた。 男はレイの悲鳴にも何の反応もせず、ただ冷たい瞳でレイを見下ろす。 レイの必死に抑えていた恐怖が最高潮に達したのか、無我夢中に暴れる。 それをいとも簡単に押さえつけたまま、男はようやく口を開いた。
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