1.prologue

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今俺は、大学の広場で親友と話し込んでいる。 「明日が…楽しみだっ!」 「どうしたんだよ?明日は何かあるのか?」 「お前には解るまい…[魔法少女ですぺるかのん]の同人誌の発売日だ。」 「また訳の分からないものを…。」 申し遅れていた。 俺の隣でへらへら笑ってる野郎は、俺の親友[楼閣院 誠]だ。 イケメンの癖に、金持ち。 その時点で、God of Godだ。…と思うだろ? だけどな、コイツの弱味を俺は握っている。 「とにかく、今日は帰りにアキバに行くからな!」 「まさか…とは思うが、俺もか?」 「当たり前だ…。付いてこないとアレだからな?」 「くっ…しょうがないな、付いていけばいいんだろ?龍一。」 そういえば、俺の名前の紹介を忘れていた。 [東条 龍一]東条グループの御曹司だ。 だから、誠のことを金持ちと言うのも、おかしい。 因みに、東条グループと楼閣院グループは、様々な面において、提携している。
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