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手紙を書いたときは、誰でもよかったのかもしれない。
ただ単に、今の気持ちを誰かに知ってほしかった。
誰でもいいから、励ましてほしかった。
自分の性格上、周りに頼れなかった。
愚痴れなかった。
泣くことも出来なかった。
だから、うちのことを知らない人に手紙を書いた。
うちを知らない人になら、
頼れることが出来た。
自分のありのままをさらけだすことが出来た。
だから、書いた。
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