第1章~終わる日常・始まる非日常~

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どこまでも続く蒼い空。 その中を白い鳥が滑るように飛んでいる。 見下ろせば草木の鮮やかな緑が広がり,向こうには湖のような物も見える。 とても平和な風景だ。 癒し効果が期待できるかもしれない。 …こんな状態ではなければの話だが。 とりあえず落ち着いてこれまでの出来事を整理してみよう。 確か今日は日曜だったから昼近くに起きて、朝飯を兼ねた昼飯を食った。 うん、あのパンは絶品だったな。流石は俺の手作り。 それから洗濯して、食器洗って、夕飯の買い物に行ったんだ。 んでその途中マンホールに落ちてこの状況になった。 本当にマンホールに落ちたりするんだな…17年生きてきて初めて知ったぜ。 まぁ、知らなくて良かった気もするが。 てか開けたんなら閉めとけよ! 仕事は最後までやってこそだろう!?
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