幼少期

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4歳の時 新しく家を建てた。 それと同時に 母はピアノ教師を辞め 小さな惣菜屋を始め スーパーに卸していた。 そして父も映写技士を辞め 調理師免許を取り A家の名前をもじって 仕出し屋を始めた。 そして 両親は 私と弟の面倒をみられなくなり その為に ばぁやを雇った。 私は ばぁやが大好きだった。 弟は出産の時に呼吸が出来なくなり 脳に障害を持ってしまった。 人の言う事は理解出来る。 でも弟は喋れない。 三歳くらいの知能しかないらしい…
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