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延長戦の始まりと同時に小島は疾風怒濤の攻撃を仕掛けて来た!
はっきり言って首の皮一枚を繋ぐ位の防戦一方だった!
一瞬俺は冷静さを欠いたが何とか逃げてる状態を保っていた。
こんな状態がしばらく続いたが戦況が変わる瞬間を見逃さなかった!
奴の息が上がり始めたのだ!
俺は勝負とばかり一気に奴の体にタックルばりの押しを決めた!
そして相手の防具を付けてない部分にわざと小手と言ってあてにいった!そしてすぐにまた逃げだ。
奴の態度が完全に変わった。
奴はイライラ全開で竹刀の剣先を地面に叩きつけた!
その瞬間に俺は持ってるスピードを目一杯出して今度は正確に小手目掛けて竹刀を振り下ろした!次の瞬間主審を含め審判全員が旗を上げた!
やられた小島はただ突っ立っていた。
次の瞬間主審は勝負ありと叫んだ!
当の俺は何のこっちゃと云った感じで小島を見ていた!
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