卒業

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パチンコの話が続いたので元に戻すが俺は卒業間際俺はボランティア活動も一生懸命やった! その頃の話を一つ。 俺がサポートしていた俺より三つ年上のカズ君は生まれつき足が不自由だったが会話は普通だったので俺に取ってはちょっと不自由だが普通のお兄ちゃんみたいな感じだった! 体は不自由だがそれ以外は普通たったので俺は特に苦労した事はなかったがカズ君がある時ポツリと云った事が有る! 俺もうじき18に成るけどまだデートした事ないんだよな! 俺は好きな子いるんですか?と聞くと恥ずかしそうに居ると頷いた。 色々聞くと相手は健常者で同じ予備校に通う子と分かった! 俺は何とかしてやりたかった! 俺もハッキリ言ってモテないがやっぱ兄貴分を先に立てるのが筋と思いデート大作戦を思い立った! 恋するのに理屈はないんだよなと思ったがモテない俺じゃ知恵が無い! 考えた末に俺はいつもカズ君と一緒に散歩するコースをデートコースにしてカズ君を男にしようと考えた! しかし、自分がモテないのになんで他人に一生懸命なんだと思ったものだ! 俺も当時デートしたい相手がいたのに! 他人にばっかいい格好して本当に俺は馬鹿だ!
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