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朝あんなに俺達を歓迎していた体育館が何かどんよりしていた。中には学年主任以外に学年はばらばらだが体育の先生が約7人位待っていた。一方呼び出された生徒は俺を含め10人ほどだったが呼ばれた理由は何となく解った。顔ぶれがどいつもこいつも悪さしてます的な連中だった。特に俺と幼なじみの渋谷は他校にも知れ渡った存在だった。学年主任が言った言葉は今も覚えている。お前らこれから上級生と接触していくと思うが悪影響を受けるな。もしグレるなら容赦なく指導する、ただグレる奴はグレるけどな！こんな事いわれりゃ誰でもムカつくに決まってる。みんなふてくされた顔してたら俺の目の前が急に真っ赤になった。そう俺の担当の松田がいきなりグーパンかましてきた。松田は元バスケの全日本大学代表選手で身長185㎝は有る大男である。対して俺は150そこそこである。俺は漫画みたいにぶっ飛んだ！
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