生い立ち

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今自分は36歳の社会人として振り返ってみたらなんと馬鹿な道馬鹿道をひた走って来たと思う。いまから話事は全部実話になるが名前や名称は一部仮名なのを了承してほしい。まず生まれは埼玉県のさいたま市旧大宮で教師の両親の次男に生まれた。後で語るが兄とは一回り違うがこの兄が後年俺の人生を変える事になる。話を戻すが家庭環境からはグレる要素は無かったが俺が7歳の時父親の豪一が死んだのを期に家族の何かがズレ始めたのは確かだ。母親の明代は7歳のガキに父親が死んだ事での愚痴をこぼし始めて兄敏行は大学受験に失敗し父親が死んだ事で親戚達は寄り付かなくなり始めてガキの俺でも分かるぐらい家が暗くなっているのが分かっていた。そんな家が嫌で学校でははじけていた。初めての悪事の万引きもこの頃だった。とにかく最悪のブラックホールの中にひた走り始めた。
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