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お前石田先生の息子さんなんだって?
(注)石田とは俺が名乗っていた稼業名である。これから俺の家族の名字は石田にしておく!
あのあと先生な学年主任の先生に怒られたよ。バツの悪そうな顔でこっちを見ている。なんでその事先生に言わなかったんだ?
コイツ急に態度変えやがった!しかも俺に謝ってんじゃなく親父の息子の俺に謝っている事に腹が立った。しかもこの後の台詞がまたふざけてる
お母さんには言わないでな!まったく持って大人はふざけてやがる。まあ松田がビビるのも判る。なにせ石田家は親類一同学校の教師だらけだった。まあ確かに俺は落ちこぼれだが!
また、後日談だが堅気になった今松田とはたまに飲みに行く間柄である。話を戻すと結局俺は今は亡き親父の存在に守られてると思うとまた自分に泣けてきた。
俺は一体なんなんだ?
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