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初めての組事務所は壮観な建物だった！
補足するが当時はどこの組織も組の顔である看板は表に掛かっていたものだ。今は暴対法の関係で看板を表に出す事は禁止されている。
事務所に入ると中にいた若い衆たちが威勢よくお帰りなさいと挨拶した！ここで山下睦会の概要を説明すると山下親分は会長やおやじと呼ばれていた。次にナンバー2の理事長がいた。ナンバー3は本部長と呼ばれていた。あとオジキと言われる舎弟が二人いたと思う。若中と呼ばれる組員は8人前後だったと思う。
あと山下睦会はテキヤだった為露天商の人が何人か専属で所属していたと思う。
話を戻すと娘さんは自宅のある3階に上がって行った。親分は組員達を集め俺の事を紹介し始めた。俺は大きな声で挨拶した。タカ君お昼まだだろと本部長が声を掛けて来た。
ハイ気合いの入った声で答えると若い衆に飯にするぞと言って準備させ始めた。ここで最初のビックリが待っていた！
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