泣いて笑った堅気道

生い立ち

こいつら俺らの2こ上当時中2だった。最初一緒に遊ぼうと言って来た時嫌な感じがしたが連れの友達が知り合いだったので一緒に遊んだ。その後もちょこちょこ遊ぶ中になったが特に中濱の態度は段々デカくなり先輩風をふかすように成って来た。中濱の事を色々調べたらコイツの親は地元じゃちょっとした有識者と判明した。そんな折に夏祭りが町内で有りみんなで参加した。中濱は自分より学年の下の奴らばかり率いてガキ大将気取りだった。今考えたら下の者はみんな小学生だったからいかになすい奴か分かる。祭が終わり夜に成ってみんなでいつもの公園で喋っていると中濱が喉渇いたからジュースを飲もうと言って来た。みんなを集めおもむろに自販機の前で奴は自販機の取り出し口に手を突っ込みガチャガチャやりながらジュースを取り出した。4、5本取り終えてみんなで飲んだ。