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いよいよ川越へ向けて原チャリを走らせた!
快調に進んだのは俺の知ってる風景が見えてる間だけだった!
地元を抜けきった後知らない景色に変わっていき段々俺はテンパっていた!
マジこの道有ってるのか?そうこうしている間にやはり道を間違えていた!
俺は地図を広げて見たが変な住宅街にいるようで参ってしまった。
今みたいに携帯が有る訳じゃないので頼れるのは地図と人に聞く事ぐらいである。
親分の事務所周辺までいけば何とかなる!そう思った俺は勝負にでた!
いく道行ってやる!
やっぱ馬鹿はやる事がずば抜けてる。
もう一通だろうが二段階右折なんか関係ねぇーとばかりに走りだした。
でもそんな走りしてりゃ誰かに見られてるに決まってる。
おまけに止まっては地図の繰り返しである。
出発から3時間は過ぎていた!
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