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父の記憶はあまりありませんが…凄い暴力を母に振るっていたのだけは鮮明に覚えています。
記憶に残っているのが、5才か6才頃のある日の夕食の時…夜ご飯は母手作りのトンカツ
3人でテーブルを囲んで、テレビを見ながらの団欒。
しかし、父がトンカツを口に入れてすぐに…
父「生じゃねえか!?こんなもん食えっかあっ!!」
ガシャン!!
父はトンカツとキャベツの乗った皿を母の顔に叩きつけました…
母は顔を抑え、うずくまっています。
しかし父は…何もなかったかのようにご飯を食べはじめ、自分の食事が終わると寝室に行きました。
母がようやく顔を上げて最初の言葉は…
母「大丈夫?…破片で…怪我しなかった?…」
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