猛練習

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ここは春の高校バレー全国大会への切符を手にしたある高等学校。 そのメンバーをまずは紹介しよう。 まずは、2年生から 吉本 大地。 身長192センチ 彼はキャプテンであり、高校バレー界屈指のセンタープレイヤーである。 その闘志溢れるプレーから闘将と呼ばれるようになる。 斎藤 輝義(てるよし) 身長178センチ 彼の最大の武器は冷静沈着な判断力と、卓越した技術だ。 人は彼をコート上の魔術士(マジシャン)と呼ぶ。 松田 貴幸 身長180センチ チームNO,1のお調子者。 しかし、バレーの実力は本物。 斎藤とは違うタイプで、力でごり押しのスパイクしか打てない。 それからきた呼び名がバカスパイカー。 これからは1年生に入る。 久野 貴士 身長186センチ 吉本の対角をなす人物。 センターとしての存在感は物足りないが、ブロック、レシーブ等の献身的な働きが評価が高い。 存在感の薄さと、決定率の高さから影武者と呼ばれるようになっている。 中西 俊介 身長180センチ 1年生の途中から転入してきたセッター。 そのトスの正確さから精密機械の異名をもつようになる。 小森 浩之 身長169センチ 聖和学園唯一のリベロ。 その力は県内でトップレベルを誇る。 持ち味はいつでも正確なカットを返せる精神力。 もはや、県NO,1リベロの呼び声が高い。 石嶋 和巳 身長185センチ チームで唯一の左利きのスパイカー。 体格とその剛腕から放たれるスパイクはどのチームにも驚異となる。 ウルトラサウスポーゴリという不名誉な呼び名がつく。 そして、 北島 瑞希 身長182センチ 入学時よりも身長が伸び、鍛えぬかれた身体から、天性のバネを武器に天に舞う聖和学園のエース。 実力で県No,1エースの座を射止めたため、エースを越えるといった意味でスーパーエースと呼ばれる。
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