そして俺は天使になった…

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呆気に取られていたが、すぐに冷静さを取り戻し、男に食ってかかる。 「何が天使だ!テメー、人の部屋に勝手に入りやがって!だいたい、天使ってのは、森〇のチョコ〇ールのみたいなのだろうが!」 「人の部屋…そうですね、生前は。それと、森〇のは所詮、想像の範囲ですから」 「ちょっと…まてよ…。生前ってどういう事だ…?」 泉は男の”生前”という言葉に戸惑いを隠せなかった。 「生前ですよ。生きている頃。あれっ?もしかして、昨日の事覚えていらっしゃらないのですか?」
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