そして俺は天使になった…

15/32
前へ
/112ページ
次へ
「ど、どういう事だ?…あ、もしかしてどちらも無いのか?」 「いえいえ、それは正しく、両方ありますよ。ただ…」 「”ただ”何だよ?」 「実は、死ぬ予定ではなかったんですよ」 「………な~るほど。って、納得する訳ねーだろ!どういう事だ!」 泉は、男の胸倉を掴み怒鳴る。 「…お恥ずかしい話、死者担当の者がまだまだ未熟でして……誤って、死亡にしちゃったんですよ」 ドゴッ それを聞いた瞬間、泉は男を殴っていた。
/112ページ

最初のコメントを投稿しよう!

34人が本棚に入れています
本棚に追加