恋の歌

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君がため 惜しからざりし 命さへ       長くもがなと 思ひけるかな  【藤原義考<後拾遺集:恋二 六六九>】 ・君のためなら この命を差し出すことなど惜しいとも思わなかったのに。  逢瀬を遂げた今となっては、長く在りたいと思うようになったよ。    
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